唾液で発毛!?よく噛めば髪が生えてくる
梅干しに育毛効果があったのか!?
唾液には「シアル酸(N-アセチルノイラミン酸)」という物質があります。シアル酸は唾液の中にあるときは唾液のねばり成分に結合しています。それが、胃まで到達すると胃酸によって「遊離シアル酸」という知覚神経を刺激する物質に変化します。この物質が毛根でIGF-1を増やし、発毛・育毛効果へとつながるんです。
[IGF-1とは IGF-1とは、成長ホルモンから作られるインシュリン様成長因子-1のことです。人の細胞の成長に影響を与えるといわれます。]
この育毛・発毛効果は唾液の分泌量に比例します。では普段から唾液の分泌量を増やすための方法をご紹介しましょう。
1.1日1.5〜2リットルほどの水を少しずつ飲む
口の中が潤う時間を増やすことで唾液の分泌量が増えるといわれています。
2.舌の体操をする
唇を閉じた状態で舌で上唇を押す→舌で下唇を押す→舌で左右のほおを押す→舌を口の中で回す 日常で行わない動きをすることで唾液の分泌を促します。
3.昆布を噛む
昆布には唾液の分泌量を増やすといわれるアルギン酸がたっぷりです。
以上、簡単な方法で唾液の分泌量を増やすことができます。もちろん、昆布に変えて梅干しでも大丈夫です。育毛・発毛効果も期待できますし、唾液の殺菌作用で口の中をクリーンに保つことができます。歯周病や口臭の予防にもなるので、是非試してみてくださいね!